統一原理とは


 東大CARPの活動は、文鮮明師の提唱する「統一原理」という普遍的真理を主軸にしています。右派や左派どころか、思想や宗教が嫌厭されがちで、”絶対”というものに対する懐疑が強まる今日に、真理を掲げる理由は、何なのでしょうか。


 大学生は、未来を象徴します。将来を担う大学生が持つ価値観や人格、思想や信条によって、今後の社会が吉と出るか凶と出るかが決定するのは火を見るよりも明らかです。しかも、日本の最高学府である東京大学の学生ともなると、その国家・世界に対する影響力は甚大であるといわざるを得ません。

 

 しかしながら、我々の価値観というものは得てして周りの環境や人物から受動的に形成されてきたのではないでしょうか。にもかかわらず、その価値観の正当性を検証し、確信を得たうえで生活している人は少ないのが現状です。

 

 私たち、あるいはCARPを卒業した過去の先輩たちは、この世に正しい価値観があるのかを求めてきました。そして、究極的に"真理"であると多くの東大生をして言わしめてきたのが統一原理でした。

 

 統一原理は非常に膨大な理論体系ですが、以下概略を紹介したいと思います。

 

 統一原理は、人間が追い求めてきた理想を明確化します。すなわち、物心両面で拘束のない「自由」、戦争など考えもしない「平和」、お互いを助け補い合い、心情と目的を見事に調和させ、有機体としての一体化を目指す「統一」、温かい人情と豊かな衣食住に満ち溢れた「幸福」です。それが個人次元から家庭、国家、そして世界次元まで拡張された世界。すなわち、人類が家族のように一つとなった理想世界、これが究極的理想です。


 しかし、現実は甘くはありません。個人から世界次元まで多くの争いや不幸、分裂、不自由が絶えません。その原因を、統一原理は「自己中心性」におきます。自らの権益ばかりを主張しあう関係の先に理想があるはずがない。


 では、いかにこの現実を解決するのか。それは、自己中心の逆、「利他主義」の概念です。相手の事情を汲み、心情を理解し、相手が求めているものを知り、それを提供する。相手のために心を砕き、具体的に費やす。これが個人次元ならば理想的な人格者となりますし、国家次元なら理想国家が実現できます。「相手のために生きる」という原則にのっとれば、人間関係から外交まですべての問題が解決できます。


 利他主義は、一見自分にとって損なように思えますが、自分のために真心こめて尽くし続けてくれる人に対しては、何か恩返ししたい気持ちになりませんか?「為に生きる」という行為は、結局はお互いが支えあい高めあう相互発展的な関係を促進し、持続的な成長をもたらします。


 しかし、それだけの人格を備えるのは、容易なことではありません。こういった情緒は、学校教育や社会勉強以上に、根本的には家庭の中で育まれるものではないでしょうか。とするならば、親から子への愛情が豊かである必要があり、その大前提として夫婦仲の良さが不可欠です。


 では、現在の社会で日常的になってしまった不倫や婚前交渉、掛け持ちを経験する夫婦が、果たして愛し合えるでしょうか。目の前の人間が自分以外の人間と性関係を持った。この事実の前に、健全な夫婦愛が成り立つでしょうか。もちろん、答えは否であると思います。そして、解決法はシンプルです。すなわち、性倫理の徹底化、統一原理では、後にも先にも性関係は一人だけという「絶対”性”」という原則です。


 以上、統一原理の中心的な二大テーマである、「為に生きる」と「絶対性」について紹介しましたが、この他、様々な普遍的真理が展開されます。興味のある方は、お問い合わせください。